iPad Air着脱式ペーパーライクフィルムを比較。2つ実際に使ってみた感想

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iPad Air着脱式ペーパーライクフィルムを比較。2つ実際に使ってみた感想

iPad Air(第6世代)の画面がつるつるしていてイラストが描きにくいと感じた時、ペーパーライクフィルムを検討しますよね。

ペーパーライクフィルムの表面はざらつき加工がされており、これを使うと適度な引っ掛かり感が得られて紙のような描き心地になります。

イラストだけでなく文字も書きやすくなるので、ペンシルを使う機会が多い方におすすめです。

しかし一口にペーパーライクフィルムと言っても、書き心地は様々。どれを買ったらいいか迷ってしまうんですよね…。

本記事では“着脱式”のペーパーライクフィルムを実際に購入して試してみたので、その比較結果を書いています。

着脱式のペーパーライクフィルムを検討されている方は参考にしてください。

目次(クリックで移動可)

iPad Air着脱式ペーパーライクフィルムを比較

私が今回買った着脱式ペーパーライクフィルムは、下記の2つ。

実際にこれらを装着してイラストを描き、比較してみました!

使用感を先に書くと、下記の通り。

  1. ESR
    • コピー用紙や一般的なノートのような描き心地
    • Bの鉛筆で書いているような感じ
    • PCフィルター専門工房のものよりサラサラしている
  2. PCフィルター専門工房
    • 画用紙やケント紙のような描き心地
    • 2Bの鉛筆で書いているような感じ
    • ESRのものより抵抗感がある描き心地
何も貼らないESRPCフィルター
専門工房
描き心地ガラスコピー用紙
ノート
上質紙
ケント紙
抵抗感×
ミカゲ

個人的にはESRの着脱式ペーパーライクフィルムが好みでした

①【ESR】着脱式ペーパーライクフィルム

ESRは2009年に設立されたスマートフォンアクセサリーメーカーで、本社は香港にあります。

実際に届いたESRの着脱式ペーパーライクフィルムはこちら。

パッケージ
ペーパーライクフィルム

中身を取り出してみると、しっかりめのクリアファイルにペーパーライクフィルムが入っていました。使わない時はクリアファイルにペーパーライクフィルムを収納できます。

一般的なクリアファイルより強度はある感じですが、カバンの中にフィルムの他にも色々入れて持ち歩くほどの強度はない感じです。フィルターを持ち歩くときは本体画面に貼ってしまった方が安心でしょう。

フィルムに触ってみるとザラつきがあり、表と裏が比較的わかりやすかったです。裏表を間違えて貼ってしまう心配はなさそうです。

貼ると画面は少し白っぽくなり、反射が抑えられます。

マグネットの吸着具合はしっかりしており、イラストを描いているうちにズレたりはしませんでした。吸着がしっかりめな分、もしかしたら人によってははがしにくいこともあるかも…?

ミカゲ

私は普通にはがせました

描き心地は一般的なコピー用紙やノートにシャーペンで書く感じで、適度な抵抗感がありつつもサラサラと描ける感じでした。

私はアナログの時にコピー用紙を使うことが多いので、一番描き慣れた感覚に近かったです。

普段イラストは描かないけどノートなどにメモを取るという方の感覚に一番近いのも、この感覚かもしれません。

ミカゲ

逆に言えばもっとペーパーライク感が欲しいと思ってしまう方もいそう

対応機種・iPad Air 11、13 (2024年モデル)
・iPad Pro 11、13 (2024年モデル)
・iPad Air 第4,5世代 (2024年モデル)
・iPad Pro 11、12.9 (2022~2020、2018年モデル)
・iPad 10.9 (2022年モデル)
描き心地・普通紙(※個人の所感)
PCフィルター専門工房より軽めでサラサラしている
重ね貼り
厚さ0.33mm以下の強化ガラススクリーン保護フィルムと互換性
反射防止
収納ホルダー
素材ポリエチレンテレフタレート
ペン先の摩耗
液晶画面保護

②【PCフィルター専門工房】着脱式ペーパーライクフィルム

PCフィルター専門工房は日本の中小企業で、その名の通りフィルターを専門に販売しています。

そんなPCフィルター専門工房の着脱式ペーパーライクフィルムはこちら。

パッケージ
ペーパーライクフィルム

中身を取り出してみると、しっかりめのクリアファイルにペーパーライクフィルムが入っていました。こちらも使わない時はクリアファイルにペーパーライクフィルムをしまって保管できます。

こちらも普通のクリアファイルよりはしっかりしていますが、持ち歩くほどの強度はない感じです。フィルターを持ち歩くときは本体画面に貼ってしまった方が安心でしょう。

フィルムに触ってみると①ESRよりザラつき感がない印象で、もしかして裏表が分かりにくいかなと思ったのですが裏表を間違えるとマグネット吸着しないので間違えて貼る心配はありません。

貼ると画面は少し白っぽくなり、反射が抑えられます。

マグネットの吸着具合はこちらの方がやや弱く感じましたが、イラストを描いているうちにズレたりはしませんでした。

描き心地は上質紙やケント紙という感じで、ペン先が紙により沈み込む感じがあります。

個人の感覚ですが①ESRがBの鉛筆を使っているとすれば、こちらは2Bとかステッドラーのような柔らかい色鉛筆、クレヨンやパステルなどより柔らかくて削れやすい画材を使っているような感覚

数分イラストを描いていると腕が疲れてくる感覚があり、筆圧調整してみたのですがちょっと難しいなと。

正直に言うと、私は①ESRの方が適度な抵抗感がありつつもサラサラ描けて好きだなと思いました。

PCフィルター専門工房のペーパーライクフィルムは、アナログ絵でややざらつきのある再生紙とかケント紙を使うことが多かった方に向いているのかなぁという印象でした。

ミカゲ

もしかして筆圧が弱い人にもいいのかもしれない
(私は筆圧強めです)

対応機種・iPad Air 11、13 (2024年モデル)
・iPad Pro 11、13 (2024年モデル)
描き心地・上質紙、ケント紙
ESRより抵抗感あり
重ね貼り
反射防止
収納ホルダー
素材高品質の日本製
ペン先の摩耗50%低減
液晶画面保護

“着脱式”ペーパーライクフィルムのメリット

ペーパーライクフィルムは表面がざらついた加工がされており、紙に描くかのような感触が得られます。

しかしペーパーライクフィルムには下記のようなデメリットもあります。

  • すでに貼ってある保護シートがある場合張り替えが必要
  • 画面がうっすら白っぽくなる(iPadの元の画質より落ちる)
  • 絵を描かない時も使うとペーパーライクフィルムの消耗が速くなる

でもここで紹介した”着脱式”のペーパーライクフィルムなら、すでに保護シートを貼っていても重ねて使えますし、使わない時は取り外し可能。

動画を見る時やイラストの色味を見たい時に便利ですし、つけっぱなしにしない分フィルム自体の消耗も抑えられます。

ミカゲ

デメリットはフィルムの着脱がめんどうくさいことくらいかな?

【まとめ】迷ったらESRの着脱式ペーパーライクフィルムがおすすめ

ここで紹介した着脱式ペーパーライクフィルムの使用感をまとめると下記の通り。

  1. ESR
    • コピー用紙や一般的なノートのような描き心地
    • Bの鉛筆で書いているような感じ
    • PCフィルター専門工房のものより抵抗感がなくスルスル書ける
  2. PCフィルター専門工房
    • 画用紙やケント紙のような描き心地
    • 2Bの鉛筆で書いているような感じ
    • ESRのものより抵抗感がある描き心地
何も貼らないESRPCフィルター
専門工房
描き心地ガラスコピー用紙
ノート
上質紙
ケント紙
抵抗感×

個人的にはESRのフィルムが好みでしたが、人によって好みは違うと思うのでご自分にあってそうだなと思ったフィルムを試してみてくださいね。

迷ったら個人的にはESRのフィルムをおすすめします。

また、ペーパーライクフィルムを貼っていても利き手の誤作動は起こるので、タブレット用グローブの併用もした方がよさげです。

下記エレコムさんのグローブは右手でも左手でも使え、S~Lサイズあります。

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