2023年の夏にKindle PaperWhiteを買いました。それから約1年、買ったばかりの頃こそ使っていましたが今は全く使っていません。
Kindle PaperWhiteは軽いし、紙の本を読んでいるかのような感覚で読書ができてすごく良かったのですが…タッチの動作が悪くて使いづらく遠のいてしまいました。
個人的にはよほどkindleのヘビーユーザーでないなら、スマホやタブレットでの読書がおすすめです。
【実体験】Kindle PaperWhiteを使わなくなった理由はデメリットの比重が大きかったから
上の写真の通り、すっかり引き出しに入れっぱなしになっているKindle PaperWhite。
購入したのは最新型(2023年夏購入時)のKindle PaperWhite。広告なしモデルです。
私は普段から読書はしますし、kindle本も読む人です。
それなのになんで使わなくなってしまったかというと、シンプルに「Kindle PaperWhiteの持つメリットとデメリットを天秤にかけた時、デメリットの方が上回ってしまった」に尽きます。
Kindle PaperWhiteの メリット | Kindle PaperWhiteの デメリット |
---|---|
軽い | タッチの動作が悪い |
紙の本を読んでいるかのような読み心地 | kindle本を読むことしかできない |
防水機能つきでお風呂でも読める |
こうして表にして比較するとメリットの方が多いのですが、案外実際に使ってみないとどちらの比重が大きくなるか分からないものですね。
なので人によっては私と全く違う感想になると思います。
総合的に、私はKindle PaperWhiteよりもiPadの方が相性が良かった人でした
Kindle PaperWhiteを実際に使って感じた最大のメリットは「紙の本を読んでいるような読み心地」
Kindle PaperWhiteを使わなくなった私ですが、まったくいい所がなかったわけではありません。
私が感じたKindle PaperWhiteのメリットは以下の3つです。
- 軽い
- 紙の本を読んでいるかのような読み心地
- 防水機能つきでお風呂でも読める
ただ、外に持ち歩かないですしお風呂でも読まないので、私にとってのメリットは実質「②紙の本を読んでいるかのような読み心地」しかありませんでした。
それでも日々デスクワークで目を酷使している私にとってこのメリットはとても大きく、「Kindle PaperWhiteめちゃくちゃいいじゃん…!」と思わせてくれました。
Kindle PaperWhiteの画面はマットな感じで、スマホやiPadのようにツヤツヤしていません。光の反射がなく非常に優しいです。
バックライトの強さや色味も自分好みに調節できるので、明るさを下げて色味をオレンジがかった感じにするとまるで古書を読んでいるかのよう。
読書時の目の負担が本当に減り、感激したものです。
Kindle PaperWhiteのデメリットは動作が遅いこと
それでもいつしかKindle PaperWhiteを使わなくなってしまったのは、ある2つのデメリットが私にとって合わなかったためでした。
- タッチの動作が悪い
- kindle本を読むことしかできない
Kindle PaperWhiteの画面操作はスマホやタブレットのようにはいきません。モッサリしています。
100歩譲って、読んでいる時はいいんです。ページをめくるだけなので。
でもページをまたいで移動させたり、本を閉じたり、他の本に切り替えたり、本を探したり…といった他の動作を含めるとせっかちな私にはつらいものがありました。
そしてKindle PaperWhiteは電子書籍を読む以外の用途がありません。もっと言うならkindleアプリしか使えません。
私は読書をする人ですが、全体的な読書量としてkindleの割合は少なめです。
メインで使っている電子書籍アプリが他にあるため、Kindle PaperWhiteを使う機会がなくなってしまいました。
その後iPad Air M2を購入したのですが、こちらは色んなアプリを入れられるのでこちらでkindle本も読むようになりました。
iPadはサクサク読めるし、買い物もしやすいしで快適です
こんな方はKindle PaperWhiteはいらないかも
こんな方はKindle PaperWhiteはいらないかもしれません。
- kindle以外の電子書籍アプリを使う機会が多い
- せっかちなタイプ
- 読書以外にもタブレットでやりたいことがある
実際私も買って失敗したかな…って思っています
①kindle以外の電子書籍アプリを使う機会が多い
kindleも使うけど他の電子書籍アプリを使う機会の方が多い方は、やがてKindle PaperWhiteを使わなくなる可能性があります。
Kindle PaperWhiteは目に優しいのでkindleで買った本を読む時はいいのですが、kindle以外の本を読めないので結果的に出番が少なくなりがち。
メインで使っている電子書籍アプリがkindle以外なら、タブレットを買った方が複数の電子書籍アプリを使えて便利です。
②せっかちなタイプ
どちらかといえばせっかちな性格の方も、Kindle PaperWhiteを使わなくなる可能性があります。
デメリットで上げた通り、動作がもっさりしているためです。
スマホのようにサクサクとはいかないので、せっかちな方はちょっと考えた方がいいかも
③読書以外にもやりたいことがある
電子書籍を読む以外にもやりたいことがある方は、Kindle PaperWhiteよりもiPadなどのタブレットを買った方が結果的には満足度が高くなると思います。
例えばこんな用途です。
- スマホより大画面で動画を見たい
- イラストを描きたい
- デザインをしたい
- 動画編集をしたい
- 勉強をしたい
- メモを取りたい
私はこれにも当てはまっていたので、今やiPadでクリエイティブ作業をしつつ読書もしています。
私が買ったのは2024年発売のiPad Air M2なのですが、13インチと画面が大きいので資料集のような大型本も見やすくて最高です。Kindle PaperWhiteと違ってカラーで見られますし。
【まとめ】Kindle PaperWhiteではなくタブレットで読書をした方がいいこともある
Kindle PaperWhiteは紙のような感覚で読める点が大変魅力的でしたが、
- 動作がもっさりしている
- kindleで買った本以外は読めない
という点がどうにも合わず、私は使わなくなってしまいました。
本記事で書いたデメリットはネットで検索すれば出てくるものばかりなのですが…、「そうは言っても実際に使ってみたら気にならないこともあるしな~」と思ってKindle PaperWhiteを買ったんですよね。
そしたら自分自身で思っていた以上にダメだったっていう( ´∀` )笑
ま、色々買っていればそんなこともたまにはありますね…。
そういう訳で、実際に使ってみないと分からないことがあるのも事実。
使わなくなった人の記事を読みに来るくらいKindle PaperWhiteを買うか悩んでいるなら、もう買って実際に確かめた方が早いですよ。
合わなかったらすぐメルカリなどで売ればダメージも小さいです
個人的には電子書籍を読む以外にもやりたいことがあるなら、もう少し予算を出してiPadミニとかiPadを買う方がおすすめではあります。
私はiPad Air M2でイラストを描きつつ読書も楽しんでいます。